いつも胸やけ

ムーミンと夫と子どもと暮らしています

歌人見習いが車の免許を取るまで日記その15

昨日、こんなツイートをしたのだが、


これを見た夫、とくに何も言わなかった。
いつもこんなあることないことばかり好き放題言っているのでもはやあきれているのかもしれない。


さて、意味もなく延ばしに延ばしてしまった第一段階修了検定のその続きのはなし。結果が気になって連日夜も眠れなかった読者には大変申し訳ないことをしたと思い、その点については大変反省している。

時は遡り、そうだワタシは目の前の電光掲示板に目をやっていたのだった。
「2番」が表示されていれば合格、さあどうか。


うむ。


それがあったんである。ヨカッタ。あったヨ。アクセルとブレーキを踏み間違えても受かってしまうこのゆるさ、大丈夫なのかしら。もちろんもう一人の受検者の男性も合格だ。おめでとう。ともに次のステージだ。ヒシと熱い握手を交わす(心の中で)。

しかしホッとするまもなく、だってここで気を緩めるわけにはいかない。午後には学科試験がある。そもそもこっちのほうが心配だったのだ。

試験までの約一時間はこれまでの総復習に充てた。今まで解きに解いてきた問題をさらっていると、知識のビーズ、ひとつひとつに糸が通り、するするとそれらが連なり、あつまり、さながらひとつの輪を形成するような、そんなここちがしてくる。知識が体系化されてゆくという、これは。一種の快、かもしれぬ。

うむ、これならきっと大丈夫だ。

そんな塩梅で落ち着いて試験を受けることができ、こちらも見事合格することができた。むしろ、実際の試験はとても簡単だった。そこ、そーゆー風に聞く?もっとディープな角度から聞いてよ!全部知ってるよ!と突っ込みながら解き終えました。

そんなこんなで。

仮免許を取得!と相成ったのである。ヤッタ。仮、と言えど公安委員会から認可された立派なそれである。ワッショイワッショイ。ワタシのなかの神輿があがる。今日はお祭りだ。

夫にすぐ報告。その日は酎ハイで祝杯をあげました。

しかし。ここからがアレですよ。ついに路上に出るのだ。

路上、それはまさにリアル。ああ本当に。マリオカートじゃあないのだ。ホンモノの、道路。通勤通学、買い物、病院、人との約束。ひとびとの生の、その営みのなかへとワタシも入ってゆくのだ。そう思うとこう、いてもたってもいられずそこら辺を変なステップで駆け出したくなるようなそんなここちがしてきてワタシは。ああ。

ということで路上教習のアレコレをこれから書いてゆきたいと思います。

そして。そうじゃったそうじゃった、先日ついにうちに車がやってきた!のです。納車のはなしを次は書こうかな。


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